2012年01月31日

はるか昔の妊娠への認識 『医心方』

日本に現存する最古の医学書です。

平安時代に丹波康頼(俳優の丹波哲郎の祖先)によって隋や唐の医書などを編集。唐までの医学の集大成といわれる書です。


鍼灸・諸病の治療法・房内(性医学)・食養などにわたっています。

全三十巻のうち
第一巻に総論
第二巻に鍼灸
第二十一巻 婦人科疾患
第二十二巻〜二十四巻 産科
第二十五巻 小児科疾患
第二十六巻〜二十七巻 養生
第二十八巻 房内
第二十九巻〜三十巻 食養
となっています。

不妊の治療法、妊娠の確認方法、性別の当て方など、治無子法について記載されています。


『医心方』は後世に大きな影響を残した書であり、現在は国宝に指定されています。

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2011年09月15日

はるか昔の妊娠への認識 『千金方』

唐の時代、孫思邈(そんしばく)によって7世紀半ばに著される。
『備急千金要方』(びきゅうせんきんようほう)ともいわれる。

人の命は千金より重いという考えが書名の由来。

子どもや女性の病気を優先させているのが特徴の書。


女性疾患と感情との結びつきについても書いてあります。

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2011年07月06日

はるか昔の妊娠への認識 『諸病源候論』

隋の時代に巣元方(そうげんほう)が著した病因症候学の専門書、
『諸病源候論』(しょびょうげんこうろん)という本があります。

日本が遣隋使を派遣した時代です。

『諸病源候論』にこんなことが書いてありました。





巻三十八、婦人雑病諸侯(二)<子無しの候>編には
女性の不妊症の病因が詳細に分析されている。


「婦人で子ができない(無子)のは、その理由として次の三つがある。
その一は、先祖の墓を祭らないもの。
その二は、夫婦の運勢が食い違うもの。
その三は、夫婦ともに病気のあるもので、これらは皆子のできない原因である。

墓を祭らないものと、運勢の食い違うものの二つは、薬が効くものではないが、夫婦がともに病気である場合には、薬餌療法によつて治すことができる」とのべている。
続いて、
「婦人が宿病をもち、子ができない(無子)場合は、いずれも血気が労傷し、冷熱不調であるところから、風寒の気を受け、それが子宮にやどり病気が生じたものである。
あるいは月経が渋滞して通ぜず、あるいは子宮出血、帯下によって陰陽の気が不調和となり、経血のめぐりが異常となって子ができない(無子)のである」という。


不妊症の歴史 小野正弘 著 より抜粋




いかがでしょうか、う〜ん・・と思えるような記述もありますが、
そういう世界はあるといいますからね。


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ラベル:古典 東洋医学
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