2011年06月21日

はるか昔の妊娠への認識

中国の歴史は、
三皇五帝の時代(以前出てきた神農や黄帝の時代)伝説の時代
夏       BC2100
殷(商)    BC1600
周       BC1046
春秋・戦国時代 BC770
秦       BC221  始皇帝が中国を統一。そして項羽と劉邦などが秦を滅ぼす。
前漢      BC202  劉邦が項羽を破り漢が成る。
後漢      AD25
三国時代    AD220  三国志

という流れです。


夏 殷 周のころに既に、婦人科疾患や妊娠について、
また妊娠によい薬草など記載があったそうです。

紀元前のはるか前から認識していたんですね〜exclamation


そして、『黄帝内経素問』の上古天真論には、
現在でも充分に通用する男女の生殖機能について述べられています。



東京 不妊針灸  そあら鍼灸院


ラベル:素問 黄帝内経
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2011年04月15日

女性の年齢と成長過程 

10日の記事に出てきた『素問』についてです。


『黄帝内経素問』といわれ、全部で八十一篇あります。


中国で現存する最古の医学書。
紀元前二百年〜紀元前後ころ成立したといわれるが、
ハッキリとした成立時期や著者は不明です。

CIMG1295.JPG


『素問』は陰陽論や五行説といった医学理論を基に記載されています。


黄帝という王様と、医者である岐伯という家臣のQ&A方式で書かれていて、
生理・病理・病症・病因
診断法・治療法・養生法
などについて書かれています。



素問の第一篇に上古天真論という篇があり、
年齢と生殖について記載があります。


黄帝「人が年をとってから子供ができないのは、持って生まれた生殖力が尽きたのか、
或いは自然の決まり(天の与えた限界)でそうなるのか?」

岐伯「女子は7歳で、腎の精気が盛り上がってくる。その精気を使って歯が生え変わり髪が美しく成長する。
14歳で、任(妊娠に関係する)脈が開通する。月経が規則正しく起こってくる。
21歳で、腎の精気は高い水準で平衡状態に達する。そこで、永久歯が出てきて生えそろう。
28歳で、もっとも充実した身体になる。
35歳で、顔にしわが生じ抜け毛がはじまる。
42歳で、髪の毛が白くなり始める。
49歳で、月経が停止する。」
と言っています。

男子は
8歳で、腎の精気が充実してくる。そこで髪が生育し、歯が生え変わる。
16歳で、生殖能力が備わる。
24歳で、腎の精気は充実する。
32歳で、もっとも充実した身体になる。
40歳で、腎の精気は衰え減り、歯も抜けやすくなる
48歳で、白髪が交じるようになる。
56歳で、身体全体が老化する
64歳で、歯も髪も抜けてしまう。
参考文献 素問ハンドブック 池田政一
     素問訳注     家本誠一


それぞれの年齢と成長過程が、女性が7年サイクル、男性は8年サイクルで
このような過程を辿ると言っています。


また黄帝は
「昔の人は百歳になっても元気だったのに、最近の人は五十歳位で動作が衰えてしまう。
それは世の中の仕組みが変わってきたのか、あるいは人が正しい暮らしの方法を見失ってしまったのか?それはどうしてだ?」
と岐伯に問いかけます。

岐伯は
飲食の過不足
心身の過労
房事
自然に調和した生活
などをよく守ればいいのだと言っています。
そうすることにより老化しないそう。





そして次篇の養生法・・・と続きます。



先人の偉人達が教えてくれています。
そこヒントを得て臨床を行っております。
古典に基づいた鍼灸を行うことは、
今までとは違う着眼点からアプローチしていくことが可能であるし
求められていると感じています。


たとえば、春は陽気が多くなり活動的な時期です。
春の養生は、運動などをして活動し、のびやかになっていることがよいのです。

春の季節に調和しない生活で送ってしまうと
夏でも汗が少なく冷え症になったりします。
冷え症になると・・・

やはり、妊娠しづらく困っている方は冷えている方が多くいらっしゃいます。
冷えの自覚がない方も多いです。


このような場合
陽気を上げていく治療を行うことになります。





あれっ、今日は素問の話でしたよね。

話がそれてませんか?


つづきはまた今度。


古典鍼灸と不妊治療を考える そあら鍼灸院
ラベル:素問 不妊治療
posted by そあら鍼灸院 at 14:58| Comment(0) | 東洋医学と不妊治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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