2011年12月15日

あなたの冷えの原因は?何を目的に治療しなければならないのか

今回の記事は、西洋医学的な不妊原因は除いたお話です。


来院される方で特に多いのが冷え。

妊娠しにくい方達は、どのような身体の状態か考えてみると、共通するのはやはり体が冷えているということなんです。



鍼灸をすることで血流を改善することにより、妊娠しやすい身体に近づけます。
実際に私は問診時にもそのようにご説明します。

なぜならば、ホルモンは血液と一緒に流れ卵巣へと到達します。

例えば、頭から排卵しなさいと命令を出すホルモンや、お薬、また卵胞を育てるための注射など血液と一緒にホルモンが卵巣へ行ってくれないと、しっかり反応してくれません。


それだけ冷えを改善することは重要なことだと思います。

結局冷えが原因の場合は冷えを改善しないと難しいということですね。



しかしそあら鍼灸院が本当に取り組むべきだと考えていることは、
何故冷えているのかを東洋医学的病理をしっかり考え改善していくことです。

当院の中で、一番冷えが原因の方が多いのでこれを例にとります。
※陽虚といわれるものが多いです。




※陽虚証
陽気が不足した状態。身体を暖める作用の陽気が不足しているので冷え症状が特徴。
肌肉が硬くなり暖かみを好むようになる。
陽虚証には陽気(肺気・衛気・営気)不足と、血そのものの不足による二種類の発生機序がある。
                      用語集 漢方鍼医会学術委員会編 より



何故冷えているのか といことで、
陽虚証の中でも多いと思うのが、

肝虚証虚証:腎の津液と命門の陽気が虚し、肝の貯えている血も無くなり冷え症状を現しているもの。

他には、
腎虚陽虚証:肺気の循環が悪くなり腎の津液も命門の陽気も少なくなり冷え症状を現している。

などです。
参考記事


陽虚以外では肝実証などで治療することもあります。
肝実は血の滞りで瘀血(おけつ)と解釈しています。




また不妊とは少し違いますが、何度も流産を繰り返してしまう不育の方の中には(しかも特に、西洋医学的に不育の原因が突き止められない場合)、肝虚陽虚で治療することが多いです。この証が絡んでいることが多い様に感じています。
繰り返してしまう流産については、いずれ機会があればまた書きたいと思います。



そあら鍼灸院の妊娠しやすい身体づくりのための治療とは、
血流を物理的に良くするということだけではなく、
東洋医学的に身体の状態を考え治療することです。ここが本質だと思います。


そのためには望診(視診)や脈・お腹などを通して判断して鍼灸を行います。



初診時には、鍼灸治療の前にお話をうかがう時間を設けております。
それだけでは足りないので治療中もおうかがいさせていただいております。
まずはあなたのお話をお聞かせ下さい。


東洋医学的不妊の原因 そあら鍼灸院-治療方針-
ラベル:冷え
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2011年06月18日

冷えのタイプと卵質と流産

昨日の続き陽虚の話が出ました。


新患でいらっしゃる方で、冷えている方はやはり多いのですが、
中にはあまり冷えを自覚していない方もおられます。

お腹も薄いというか、平べったい感じの事が多いです。



このタイプの方は年齢が上がっていくと、なかなか採卵がうまくいきません。
仮に妊娠しても流産しやすい印象です。


まだ鍼を受けたことがなくて、そのようなことをあまり気にしたことない方は、
一度足やお腹の状態を自分でも確認してみてください。



既に病院に行っており、採卵をされている場合、
時間的なことを考えると、急いだほうがいい方も多いのが事実ですが、
もう少し早く身体を準備をしてから備えられたらよかったなと思うことが多々あります。

早めにチェック、早めの対策をしていきましょう。


東京 新宿 そあらしんきゅういん
ラベル:冷え 卵質 流産
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